こんにちは、クロワです。
このブログの最初に書いた記事で自分の使用している初音ミクデッキのレシピと採用カード解説をしましたが、それだけ見てもわからないと思うので少し長くなりますが何回かに分けて詳しく解説していきます。
４回に分けて書いていく予定ですが、自分のペースでゆっくり書いていく予定なので、完結は気長に待っていてください。
※デッキレシピに関しては依然あげた記事を参照にしてください。
目次
その１ 初音ミクデッキの魅力・特徴（本項）
その２ デッキ選択の理由と環境における初音ミク
その３ 採用カードの詳しめの解説
その４ 意識すべきプレイングと対面にきた際の対策
８宝初音ミクというデッキの魅力・特徴を超簡単に言ってしまうと「有利を加速させることも不利を捲ることもできる」ということだと思っています。
あまりに簡単に言い過ぎたので少し掘り下げます。
①圧倒的攻撃力
そもそもが８宝というＣＸ構成の性質上、ＣＸを毎ターン打つという手を取りやすくなります。ＣＸを打つか打たないかで３パンする場合のソウルの総量は３違うわけです。もちろんキャンセルされやすくもなりますが、「ソウル１の３パンで１キャン」と「ソウル２の３パンで２キャン」で入る打点は同じ２です。デッキに入れられるＣＸの枚数はどのデッキでも８枚で固定なので、キャンセルは消耗品なのです。（まあ、それを回復するのがリフレッシュという行為なわけですが。）
そして、レベル３の詰め性能の高さ。新しいセカイ 初音ミク（以下:新世界）を３面連動した際の詰め性能は、現環境でもトップクラスです。ＣＸを打ってソウル２のキャラでアタックするのでドラ無しで３点のアタック３回と３点のバーンが３回、つまり３点×６回ということになるわけです。先ほど述べた通りデッキに入れられるＣＸは８枚なので…あとはわかりますね？
このように８宝初音ミクというデッキは現環境でも屈指の攻撃力を秘めており、「序盤のＣＸ連打による大量の打点差勝ち」「劣性からでも必要パーツを集めての捲り勝ち」の両面を狙うことができます。
②固い山の生成能力
これに関していえばSharing The Worldというイベントに全てがかかっているといっても過言ではないでしょう。２枚以上思い出に送ることができれば、あとはＣＸを毎ターン打っていけば勝手に山が固くなっていき、試合が長引けば長引くほどこちらが有利な展開になっていきます。現環境においていつもの光景互換が蔓延しているとはいえ、それがないタイトル相手だとどうしようもないほどの山を作れる場合があり、光景があるタイトル相手ならば溜まったストックをふんだんに利用してやればいいのですから、非常に強力だといえます。
残念ながらサーチや回収手段のないイベントなので打てるかどうかは運次第ですが、打てれば打てるほど強いカードであるため無理なく４枚積むことができ、４枚積んでいることにより打てる確率自体もあがっている、ということになります。
打点が先行して厳しい状況でもカッチリ山を形成できれば相手の打点は通らなくなり、モタついている間に準備して捲ることにつながります。また有利な状況であればより余裕ができることは言うまでもありませんね。
③ウミユリ海底譚、初音ミク シー・リリィ
①のＣＸを打つ行動、②のイベントを打つ行動はどちらも本来よりもハンドを余分に消費していることになります。通常のデッキであればハンドが枯渇して破綻なんてこともありえるでしょうが、初音ミクというデッキは違います。それはこのウミユリ海底譚及びそれを回収するシー・リリィの存在にあります。
ウミユリ海底譚というイベントは2/0のイベントでありながら「山を８枚削りながらハンドが１枚増える」というトンデモカードになっています。なのでレベル２になるまでにウミユリ海底譚を２～３枚集めておけば、それ以外の手札は全て使ってしまってもゲームが成立することになります。また、ハンドが厳しい状況でもウミユリが打てれば一気にゲームが楽になること間違いないでしょう。
そして、ウミユリ海底譚はイベントでありながら回収手段が存在します。それが初音ミク シー・リリィというカードなのですが、これがまた非常に強いです。cip能力でデッキトップをクロックに置くだけでウミユリ海底譚が回収できてしまうのです。しかもそれ以外に島風改互換の能力も備えており、アタッカーとして機能しながらウミユリを集められるカードになっているのです。よって、ＣＸを打ちながらウミユリ海底譚を集めるという行動は意外と簡単に成立してしまうのです。
このように初音ミクのデッキは有利を落とさず、不利を捲れるデッキであると言えます。自分で書いていても初音ミクデッキの強さを再認識しましたので、強さはきっと伝わったと思います。実際には、そう簡単にはいかなかったりしますが、それに関しては続きの記事でまた解説していきます。
考えていることを文章にするって難しいですね。次の記事はできるだけ早く上げたいですが、記事化が難航したら遅くなってしまうかもしれません。気長にお待ちいただければ幸いです。
