ゴブリンスレイヤーのブースターパックが発売されましたね。
プール全体をみた感じだと高スペックのカードが多くみられ、カードの取捨選択が楽しそうだなと感じました。また、守備面において非常に優秀なカードが見られました。反面、殺傷力の高いレベル3は存在しないかな、といったところです。
また、8炎で組むようにデザインされたと考えられる黄色のカード群がかなり強そうだとも感じました。構築の幅は広くないと思うので今回は割愛しますが、そちらもかなり戦えるデッキになると思います。
また、今回は単レスト山集中と単レスト控え集中が両方刷られたので、集中をどちらを選択するかも考えどころです。山集中はイベントが絡むデッキのみ、控え集中は電源が入るデッキのみでしかもう片方の効果が発動しませんが、どちらも使える効果なのでそれを集中の選択理由にする人も多いかと思います。
さて、今回は扉門でデッキを考えてみました。
ソウル減の女神官が今回の目玉カードであり、既存タイトルよりも大きいソウル減ができます。パワーの低さは気になる点ではありますが、後列ヒールも存在するので非常に優秀な耐久デッキになるかと思います。
僕は電源が大好きで楓ルックも大好きなので、後列で発動する楓ルックを電源で出して耐久するタイプも気になりましたが、やはりまずは目玉カードを使ってみようということで今回の構築を考えました。
1の扉連動はバンドリのハッピークリスマスに似た連動です。共通点は、回収がアタック時でリバース要求やその他条件が無いという点、回収先のイベントが山を削れる点、連動CXが扉である点。相違点は、あちらが行きのパワーが高い分返しのパワーが弱いのに対しこちらは緩い条件で行き返し6000である点、あちらは控えからしか回収できないのに対しこちらは控えでも山でも回収できる点。
バンドリはプールが広く非常に強力なタイトルですが、この比較をすると少なくともこの連動はこちらの方が強力に感じませんか?僕は感じました。
デッキの噛み合いという点でも、ソウル減早だし条件のキャラがリバース時3ルックを持っていることもあり、山を削る手段を増やせば安定した1リフが狙えるようになる点、連動はキャラが並んでCXを貼れば安定して回収し続けられる点を考えると門で回収して連打する戦法が有効な点などを考えて噛み合いもいいと思います。
ということで、CXは扉と門に決まりました。
ここからは採用カードを個別に紹介していきます。
武蔵+追加②でcipバウンス
バウンスは若干の重さがありますが、デカすぎて無理な相手やソウル減同士の対決で有効に働きます。武蔵テキストはあと一押しで勝てる場面で欲しくなりますね。
《清廉なる護り手 女神官》4枚
早出し+2ドロー1ディス+連動でソウル減。
今回のコンセプトカード。全体にソウル減1なので、最低でも2面から使いたい効果になります。早出しは条件がクロックのみなので狙ってもよいですが無茶はしないように。レベル3から出しても十分強い効果です。
失敗すると激痛ですが失敗はCXだった場合だけなので松明やフィレスでうまく調整しましょう。
《慈悲深き心 女神官》1枚
ガウル+ヒール。
シンプルなヒール枠として。
《情熱的な恋慕 剣の乙女》1枚
ヒール+全体1500パンプ+レストでトップ2枚チェック。
ソウル減の相方としてこれ以上ないほどの噛み合う後列。
《はじける活力 牛飼娘》1枚
早出し+Xルック+島風改。
門をガンガン打ちたいので探しに行ける札として。
純粋にハイスペックなカードでもありますね。
《緻密な戦略 ゴブリンスレイヤー》4枚
扉連動。
ストックに噛んだもの、クロックに落ちているもの以外は回収できるのが非常に使いやすいです。パワーもオーバースペックで扉連動で完璧。
後述の後列と助太刀で守って連打できると最高です。
《純潔の生娘 女神官》1枚
ソウル減は「守りたい」、1連動は「生き残る期待が持てる」ということで相手ターンの1000上昇は大きいです。
《まっすぐな瞳 女神官》2枚
1連動を守りたいので厚めに2枚です。
《松明》4枚
ブースター収録の方も面白いですがとりあえず手札還元のできるTD松明のみです。山でも控えでも触れる都合上1枚は散らしてもいいかと思いましたが、クロックやストックに落ちたのを気にせず他面連動できる方が楽かと思ったので。
《未知への羨望 妖精弓手》4枚
純移動+キャラ2枚を山に戻してソウル上昇。
移動という純粋に強い初手パンチャーを担います。
もう一つの効果は少ないですが役立つ場面が必ずあります。
《寵愛されし大司教 剣の乙女》2枚
アタック時1500パンプ+①復帰
今が最高海未の互換ですね。強さはあちらで実証済みですが、0に他に優秀なカードが存在しているのと、現在特殊相殺が流行っているので枚数は抑え目に2枚です。
《地母神の御使い 女神官》2枚
トップチェック+フィレス
トップチェックはソウル減を確定させられるので相性が良いです。二つの効果が序盤から終盤まで出番のあるカード。
《自立の意思 女神官》2枚
特徴500パンプ+レスト②でヒール
ソウル減のおともとなる後列ヒールカード。特徴パンプもシンプルに強いですね。
《優しき聖職者 女神官》3枚
山集中+トリガーがイベントなら2000パンプ
上昇値がデカい。ただ、控えに触れる札が少ないので控え集中の方がいいかもしれません。あちらだともう片方の効果が腐りますが、ここは要検証。
《本当の絆 ゴブリンスレイヤー》4枚
リバース時3ルック+アラームでトップ2枚チェック。早出し条件。
これと松明の組み合わせで1リフが安定します。
《定められた結末 ゴブリンスレイヤー》3枚
正面移動+手札5枚以上でレベル1、3000、サイド不可を与える。
パワーの低い相手には滅法強く、多くの移動に対して有効。真価は後列から表れることで発揮されます。
後半は腐りがちですが、条件を満たせばサイド不可は後半でも役立つかもしれません。
《ひとときの安寧 牛飼娘》2枚
収録中+松明切って控え回収
控えへのアクセス手段であり、松明を狙ったカードに替えられる札。
《命懸けの死闘》4枚
扉。
《大いなる加護》4枚
門。
こんな感じです。
門連動は不確定なのもあって賛否両論ですが、やはり2面以上でやるとめちゃくちゃ強力です。扉連動の強さは前述の通りなので、なかなか強いデッキなのではないでしょうか?
今回は以上です。