リフレッシュ33-4

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【WS】カードの使用制限を受けての感想+今後の環境

カードの使用制限に関するルール 2020年前期が発表されましたね。

 

規制内容に触れるのはブログの記事としては定番だし、制限予想の記事も書いていたのでもちろん記事を書こうと思っていたのですが、週末はラブライブフェスに行っており、平日は仕事でなかなか執筆時間が執れませんでした。

だいぶ出遅れの記事になってしまいますが、書いていこうと思います。

 

〜発表時期について〜

昨年の発表時期は年が明ける前で、つまりは全国大会よりも前でした。

昨年は「個人的には嬉しい、企業のやり方としては問題あるんじゃないか」と評したのですが、今年はまあちょうどいい落としどころの時期かと思います。

これも昨年書いたことですが1ユーザーとしては少しでも早く規制を知りたい所ですが、昨年のは全国大会の前に発表されてしまったので、出場者は練習相手を失う(施行がいつであろうと普通のユーザーは規制後のデッキを回す)上に全国大会の結果が規制に影響されない(=運営の全国大会の軽視ともとれる)のが確定で、出場者があまりにも可哀そうでした。

今年も全国大会から規制発表までの期間の短さを考えたら規制に影響されてはいなさそうな気もしますが、それでも前に発表するか後に発表するかでは印象は違います。

少しでも早く、というのを叶えるのであれば全国大会の一週間後以内というのはちょうどいい時期だと考えられます。

 

 

〜規制内容について〜

1.Fate 5種選抜

マスター暁、ヴェント2種、三人組、クロアン士郎の5種選抜がかかりました。WSでは初となる5種選抜です。(ヴェントが同じテキストなので実質4種選抜ですが…)

マスター暁とヴェントの併用ができなくなるのでヴェントループは封じられ、序盤の殴り性能を支えていたクロアン士郎、下振れ時の捲り札であった三人組からの選択を強いられました。

個人的にはちょっと厳しめかな?と思いつつもそれなりに妥当に近い規制かな、と思います。やはりヴェントループが強力すぎたのでそこを封じるのは当然として、ゲームの長期化や時間切れを防ぐために3人組も規制に入れ、そこから更にレベル0多パンのお供のクロアンも入れて壊滅まではしない弱体化を図った、と感じました。

既存の構築をリペアするとなるとヴェントを選抜してマスター暁を緑暁、クロアン士郎を反英雄アヴェンジャーで代用するとかになるかと思います。…がそのまま入れ替えではさすがに弱いので、今まで採用されていなかったカードをうまく利用してどう構築するかは腕の見せ所ではありますね。

マスター暁を選抜しないのであれば、サーヴァントのカードを入れやすくなるのは構築のポイント。また、緑暁は自身がマスターもサーヴァントも持っていないのでそこがどう影響が出るか、そもそも採用されるのか?というところも気になります。

ちなみにこの規制だと8宝以外も結構とばっちり喰らってる気がします。仕方ないんですけどね。

僕の予想は三人組、クロアン士郎が無しで光景が入った4種選抜でした。結構いい線いってるんじゃないでしょうか??個人的には光景対面はキツくてそこを規制されれば楽だったので光景は残ってるのかーってなっちゃいました。

 

 

2.サンシャイン フィレス選抜追加

既に3種選抜がかかっていたのでこれ以上の規制をしてきたのは予想外でしたが、たしかにWGPの結果をみればサンシャインは入賞者・使用者共に多く、規制が増えるというのはまあ納得いくかと思います。 

フィレスにノーコストでハンドを入れ替えるテキストがついており、ミラチケ梨子でトップチェックして加えることも可能であることを考えると非常に強力なテキストだったので、ミラチケ梨子と共存できなくなるのはそれなりの弱体化になっていると思います。

僕の予想ではノータッチでしたが、まあこのぐらいなら納得かなって規制でした。

 

 

3.けものフレンズ 2種選抜

アルパカとどっこいしょの2種選抜がされました。僕としてはさすがにかからんやろ…と思っていたのですがTwitterなどでは結構予想されていた方は多かったみたいですね。

けものフレンズは特にトリオで猛威を奮っていたイメージです。使用者・入賞者の多さもありますが、規制の主な原因は時間だと予想しています。

アルパカとどっこいしょを積んだ扉電源けもフレは抜群の耐久性能を誇る反面、攻撃力は高くないため、攻撃面・防御面のどちらでも試合の長期化の原因になります。Fateの仲良し3人組もそうですが、運営は試合の長期化を嫌う傾向にありそうなので、けものフレンズは規制に至ったのだと思います。

扉宝型はノーダメージなのでこれを機にそっちを試すのもありかなーとか思ってます。

 

4.ニセコイ 乙女心 万里花 1枚制限→2枚制限

かつて環境を蹂躙したニセコイが緩和されました。当時こそ破格のスペックをもっていたニセコイでしたが、今はもっと強い足腰のデッキがかなり登場したこともあり多少緩和しても大丈夫だろう、という判断だと思います。

このマリカは単体で1点バーン→アタック→1点バーン→アタックが成立してしまうので、1枚制限だとこれが1回しか最大で起きなかったのが2回起こりうるようになり、対面でリバース1面ケアで良かったのが2面ケア必要になったりと1枚と2枚の差は相当大きいと思います。

マリカが増えただけでニセコイが環境上位になるほど今の環境は甘くないとは思いますが、ニセコイを使いたい人にとっては歓喜といってもいい緩和でしょう。

ちなみに全く予想してませんでした。

 

5.物語シリーズ 一心同体のパートナー 選抜解除

3種選抜から一心同体が解除され2種選抜に。

物語は宝連動羽川でストック山積み→真宵連打、のコンボがヤバすぎるので、使用者が減っている今はそれさえ封じておけば大丈夫だろうという判断のもとの緩和だと思います。しかしレベル2以降とはいえストックのかからないフィレスなので非常に強力です。かなり物語はこれで強さを取り戻したと思います。「狙ったカードを手札に加える」性能がかなり上がったので、1連動の島風を別のカードにする択も取りやすくなったと思います。

そしてこれも全く予想してませんでした。

 

 6.ノータッチだった規制

僕が予想した中だとラブライブは無規制でした。たしかに結果をみるとラブライブはネオスタンダードで優勝しておらず、全国大会の分布は0なので、まあ納得ですね。光景逆圧縮からの理不尽な詰めに目がいきすぎていました。

しかしライバルが減ったこともありこれからはラブライブが増えるんじゃないでしょうか?

また、冴えカノも無規制でした。こちらは僕が予想した通り発売からの期間が短すぎるからってことだと思います。なのでここから衰退しない限りあと半年で規制される可能性が高いですね。

 

7.緩和されなかったタイトル

艦これとデレマスはいいかげんに緩和しても許されるとは思うんですけど、予想記事にも書いた通りやはり緩和は規制よりも慎重みたいです。ドジっ娘やみりあよりも一心同体方が先に帰ってきたのは意外すぎましたが…

 

  

~総評と2020年前期環境について~

予想とは違う部分も多々ありましたが、概ね納得いく使用制限かと思います。Fateが苦手だったデッキなどは一気にやりやすくなると思いますが、完全消滅したわけではないしレベル1から打ってくる光景は健在なので油断はできませんね。

2020年前期の環境予想としてはやはり冴えカノ・ラブライブが最初の2強となるでしょう。また、サンシャインもこの程度の規制なのであれば環境に姿を残すと思われます。

僕の使っている青ブタは苦手対面が規制されて追い風ムード。追加も決まっているのでなかなかアツいと思います。

とはいえ冴えカノとラブライブが残っているので山の早くない電源デッキはまだ少し難敵がいる状態です。一時は電源環境とまで呼ばれたのですが電源は環境に舞い戻ってくるのでしょうか?最近だと、電源を打ちつつ1000+1も打てる門電源が台頭してきており、バンドリやレヴューが注目されてますね。

門電源という組み合わせは電源は手から打つより捲った方が強いという点から僕は結構敬遠していたのですが、バンドリやレヴューは電源を手から打つことに意味のあるので成立しているのだと思います。

てことで僕の2020年環境予想は

本命 ラブライブ 冴えカノ

対抗 サンシャイン レヴュー バンドリ

ってかんじですね。

これからですが、SAOのアニバーサリーやグリザイアも強そうなカードが見えており、環境に食い込んでくる可能性は非常に高いです。

2020年もヴァイスシュヴァルツから目が離せませんね。

 

 

おわり