こちらが今現在自分がメインで使っている8宝初音ミクのデッキになります。
発売日から練りに練り続けて今この形をとっています。
8宝ミクの基本的な戦い方は大まかに言えば1/1イベントをできるだけ打ってストック貯めつつ山を固くし、ウミユリ海底譚で山管理と雑にハンド増強、新世界三面で詰める、といった形になります。
今回は採用カードと主な不採用カードについて解説していきます。
～採用カード～
《新しいセカイ 初音ミク》4枚
このデッキのコンセプト。ＣＸ二枚要求は簡単とは言えませんがこのデッキでは思っている以上に決まります。ＣＸコンボを3面決められた場合の殺傷能力は非常に強力です。最終的に3面を目標にするため、4枚以外の選択肢はありません。
《共鳴するDIVA 初音ミク》2枚
登場時2ドロー2ディス、1ストブ。控えのCX6枚以上で早出し。
決して単体で高スペックなカードではありませんがこのデッキにおいては非常に噛み合いの良いカードです。
新しいセカイがCX2枚要求である都合上、引き込む手段は欲しい。それなら2ドロー1ディスやＸルックなどもありますが、このカードは1ストブと早出しがポイントです。
新世界三面を狙う場合、必要コストは6です。足りないパーツを引っ張ってくる際には余剰分で賄わなければなりません。このカードはストブがついているため実質1コストで登場していることになり、2ドロー1ディスやＸルックと比べて1コスト軽いのです。この差で新世界3面の成功失敗が変わってくることは想像以上にあります。
また、2ドロー2ディスなので手札は増えていませんが、手札量に関してはウミユリ海底譚があるため特に問題は無いでしょう。
早出しテキストも非常に使えます。このデッキはクロック加速する都合上1リフが失敗しやすいですが、一週目の山でこのカードを出すことができればソウル2のアタッカーかつパワー11000の蓋をすることができます。二週目以降の山でもウミユリで強引に条件を満たすこともできるので相性が非情に良いです。
…といいところを語ってきましたが最初に書いた通り単体で高スペックなカードではないので過信しすぎないように。同時に2面出すことはほぼ無いけれど、1試合で1回は出すことになる試合が多いので2枚です。
《ウミユリ海底譚》4枚
初音ミクのデッキを語る上で欠かせないぶっ壊れカード。
ストックを使わず手札が増えて山が最大8枚削れます。前述の共鳴するDIVAとの相性もバッチリです。このカードによってデッキが成立しているといっても過言ではないかと思います。1試合に何回でも打ちたい場面があるので迷わず4枚。
《初音ミク はいふぃいばぁ》1枚
いわゆるランサーと呼ばれる早出しクロック相殺。
主な仮想敵はもちろんひなろじ。元は2枚だったけれど1枚は後述のルカ拳に変更しました。
《巡音ルカ 謎の女幹部》1枚
コストとして手札を切らないといけないタイプの美夏拳系カード。
ぶっちゃけ弱いです。盤面からキャラをどかせたら評価が全然違ったのに。
このカードを採用している理由は「普通ミクのデッキには採用されていないから」です。8宝初音ミクというデッキはある程度の構築が固まっており、そのほとんどにはこのカードは採用されていません。なので、ミクをある程度分かっている人は美夏拳を考慮しないのです。そこでぶつけてやろうという魂胆で採用しました。また、このデッキでは共鳴するDIVAを守るために普通に2500拳として使う場面もあります。
《鏡音レン ホワイトエッジ》1枚
いわゆる椎名拳といわれる互換カード。
このカードを打つストック余裕があるのはSharing the worldが複数使えている試合のみになるとは思いますが、ＣＸが固まって落ちてしまった場合など有用に働く場面は多いはずです。ルカ拳と同じく共鳴するDIVAを守るためこちらも2500拳として使う場面もあります。
《初音ミク シー・リリィ》4枚
島風改互換＋cipで山上をクロックに置いて控えのウミユリ回収
ぶっこわれカード。島風改互換という普通に使える効果にウミユリ回収がついてます。このカードがなければ初音ミクデッキはウミユリをひけるかに左右されるデッキになっていたと思いますが、このカードの存在のおかげでウミユリはほぼ毎試合打てます。迷わず4枚。
《Ｘのヒミツ 初音ミク》4枚
cipでクロックのキャラ回収＋アタック時他の音楽×1000上昇
cipで手札を切った上で行き高パワーのアタッカーになってくれます。8宝なのでどうしてもダブつくことがあるＣＸを切る手段になり、このカードのおかげでクロックは触れる領域になっています。前述のシー・リリィが島風改なので組み合わせるとあとは盤面を埋めるだけで9500まで触れるのはかなり強力だと言えます。終盤まで出番があるカードなので4枚。
《Sharing The World》4枚
ストックに余裕ができるかはこのカードを打ってＣＸを打てるかにかかっています。3枚以上打てれば圧縮面でも相手を圧倒でき、光景互換のあるタイトル以外は封殺できるでしょう。引き込む以外に手札に加える手段がないため4枚。
《初音ミク レイヤードエンヴィー》4枚
拳移動。
先攻1ターン目に出した場合の強さは言わずもがなでしょう。このデッキはイベントが多いので他のデッキと比べると移動失敗の可能性は高いですがそれはご愛嬌。貴重な青発生としての役割もあるので4枚。
《終わらない歌声 初音ミク》1枚
単レストドロー集中＋1コストで1ドロー1ディス。
イベントを引けるのがポイント。また、このデッキはデッキのほとんどのカードが強いので本来弱いとされるドロー集中でも強いカードが引けます。
1ドロー1ディスもストックに余裕があればCXをムリヤリ引きに行く手段になったり、ウミユリで山の中身を確定させてひきにいったりと手番はあります。
《初音ミク アルティメット・ミク》3枚
単レスト控え回収の集中。
Sharingで圧縮したりウミユリで調整した二週目以降の山から高確率でヒットさせるのが主な目的です。逆に一週目の山で打つのは避けたいですね。
元々は4枚でしたが前述のドロー集中を1枚挿した都合で3枚。1週目は面になくてもいいことを考えると一枚減らしてもいい枠かもしれません。
《初音ミク サイレントボイス》4枚
いわゆるオカ研互換。
このデッキは先攻1ターン目以外は3パンしたいので、オカ研は出番が多いです。ウミユリが解禁されるレベル2になるまではこのカードでパンチ数を稼ぎたいので4枚です。出番が終わったらSharingの効果でストックに埋めてしまいましょう。
《初音ミク アンビヴァレンツ》1枚
単騎4000＋相手アンコールステップにCXを切ると山からレベル0を盤面に。
5枚目の先攻1ターン目に出したいカード。4000は相殺以外だと割られにくく返ってくるのが期待できます。手札のCXをアタッカーや集中に変換できるのもポイント。
理想はこのカードが生き残る→このカードを含む3パンで宝噛み→このカードでＣＸ切って山からキャラ召喚しつつ宝で噛んだカードをチェック、という流れ。
増やしてもいいと思うけれど移動よりは優先度が低いのでとりあえず現状1枚。
ショートカット互換。
相手を踏める3パンを成立させるために役立つカード。使う場合はオカ研で持ってくることが多いので2枚。
神通互換。
新世界連動を成功させるためのサポートがメインの採用理由だけど、Sharingが2枚以上打てている試合なら素で使うこともあり。メインの使用方法を考えると採用は1枚。このカードの所在地は把握しておくこと。
収録中互換。
ダブついたＣＸを処理しつつ有効牌にかえられるのはシンプルながら強力。とはいえ手札を切る手段は他にもあるので採用は1枚。
《Hand in Hand》4枚
新世界の効果を使うために必要なので4枚
《Sadistic,Music∞Factory》4枚
新世界の効果を使うためにCXが2枚必要な都合上宝は都合がよく、またアグロ気味に殴って射程圏内にいれたいのでCXを連発しやすいという理由からも宝が良いので連動無しでも8宝。
なお宝ならなんでも良いが、相手にわがまま工場長のクロックシュートを警戒させるためこのCXにした方が良い。他の宝でもデッキの機能としては問題ないが、妥協でしかないためこのCX推奨。
～不採用カード～
・初音ミク わがまま工場長
cip2ドロー2ディス、Sadistic,Music∞Factoryの連動でクロックシュート
シンプルに強く、8宝ミクにおいて採用している人は多いが、基本クロックシュートよりも新世界の方が強くクロックシュートを使いたい場面がかなり限られており、CXを引き込む手段としても共鳴するDIVAに劣っているため不採用。
・初音ミク DE:MONSTAR
レベル応援＋CX打つと返しまで1000上昇
新世界は最悪パワーは負けてよいため、このカードを配置する意味は薄い。共鳴するDIVAのパワーラインが上がるのは強力だが、そのためだけに採用するほどではないため不採用。
・初音ミク エンゲージ
新婚互換
パワーラインは足りることが多い。また、後列が最終的に集中2面になりやすいのでこのカードを配置する枠がない。
・ストリーミングハート 初音ミク
2落下＋クロック相殺
パワーが500なら採用してもよかった。元は入れていたのですが、「あるから使うけどなくても困らんな」と感じることが多かったため抜けました。環境によっては再び採用する可能性は充分あり得るカードですね。
・門、門連動
新世界連動を狙う際にＣＸ何が捲れてもHand in Handを加わえられる、といえば聞こえは良いですが、そんな状況で捲れるのをお祈りするよりはHand in Handを握ってアタックに入ったほうが良い上にそれも難しくなく、またそれ以外の面では噛むとストックに埋まってしまう等の理由で宝に軍配が上がります。
門連動も弱くはないが、レベル１はシー・リリィとＸのヒミツで充分戦えるため特に必要性は感じないので不採用。
